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基礎知識から専門家のスラング、トリビアまで、
濃厚抽出、コーヒー用語エトセトラ。

  • 原料

    • アラビカ種

      アカネ科のコフィア属に属する熱帯植物。コーヒー生産量の60%を占め、一般的に豊かな風味で好まれるが、病気に弱い。

      アラビカ種

    • イカトゥ

      薬品処理したロブスタとブルボンの交配種にムンドノーボを交配させたもの。さび病に強く、収量が多い。乾燥と寒さに弱い。

      イカトゥ

    • カッピング

      コーヒー専門家がコーヒーの品質を評価する過程。欠点をチェックするというより、風味の特徴や美味しい印象を評価するもの。

      カッピング

    • カッピングスプーン

      カッピングをするときに使う専用のスプーン。スープ用のスプーンよく似た形状で、少し深さがある。

      カッピングスプーン

    • カティモール

      ハイブリッドティモールとカトゥーラの交配種。さび病に強い。

      カティモール

    • カトゥーラ

      樹高が低く収穫量が多い中米で一般的な品種。ブルボン種の突然変異として、ブラジルで発見された。

      カトゥーラ

    • カトゥアイ

      カトゥーラとムンドノーボの交配種。病害虫に弱いが、樹高を抑えながら収穫量が多く生産性が高い。

      カトゥアイ

    • カネフォラ種

      アカネ科のコフィア属に属する熱帯植物。コーヒー生産量の40%を占め、独特な香ばしさと苦みがあり、病気に強い。

      カネフォラ種

    • ゲイシャ

      高地で栽培することによって、極めて特徴的なクオリティをもつ。エチオピア在来種。パナマのエスメラルダ農園が、高地で栽培したものをオークションに出品し、当時のインターネットオークション最高値を付けたことで話題に。

      ゲイシャ

    • コーヒー鑑定士

      全日本コーヒー商工組合連合がコーヒーに関する知識と技術の普及を目的として作られた資格試験。コーヒー鑑定士は、コーヒーを鑑定する技術や原材料調達・製造管理・品質管理など藏合的な知識が問われる。

      コーヒー鑑定士

    • コーヒーチェリー

      コーヒーの果実の別名。サクランボの果実に似ていることから「コーヒーチェリー」と呼ばれている。

      コーヒーチェリー

    • コーヒーの花

      一斉に開花するが、その期間はほんのわずか。真っ白い5つの花弁がついていて、ジャスミンのような香りを放つ。

      コーヒーの花

    • コーヒーベルト

      赤道をはさむ南緯北緯25度のコーヒーが栽培に適した暖かなエリア。コーヒーの主要な生産国のほとんどがこの範囲に広まっている。

      コーヒーベルト

    • コロンビア

      ハイブリッドティモールとカトゥーラの交配種。さび病に強く。粒が大きく収量が多い。

      コロンビア

    • シングルオリジンコーヒー

      シングルオリジンともいう。特定の地域や原産国で栽培されたコーヒーのこと。コーヒー本来の風味特性を感じることができる。

      シングルオリジンコーヒー

    • スペシャルティコーヒー

      消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。 風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。(SCAJ HPより引用)

      スペシャルティコーヒー

    • ティピカ

      歴史が最も古い品種で原種に近い。広く好まれる味わい。生産量は少ない上に、病害虫に弱い。

      ティピカ

    • パーチメント

      コーヒーの種を覆う内果皮。種を守ると言われ、産地から出荷するまでこの皮を付けたまま保管し、出荷直前に取り除かれることが多い。

      パーチメント

    • パカマラ

      エルサルバドルの研究所でパカスとマラゴジッペを人工的に交配させて生まれた品種。パカスの矮小性とマラゴジッペの巨大な豆のサイズ、風味の良さを受け継いでいるが、収量が悪く、病気に弱い。

      パカマラ

    • バリスタ

      その日その時のコーヒーの状態を見極め、その状態に合わせた抽出をする人を指す。そのコーヒーに合った抽出の方法や飲み方を適切にアドバイスできるプロフェッショナル。

      バリスタ

    • ピーベリー

      希少なコーヒーの実の種で、1つの種子だけが果実いっぱいに育ってしまったもの。コーヒー全体の5%20%しか収穫されない珍しい豆で、その希少性から普通の豆とは区別して売られることもある。

      ピーベリー

    • フラットビーン

      一般的なコーヒーの実の種。コーヒーの種子は通常は楕円形のものが2つ向き合ってできていて、向かい合っている部分が平らなことからフラットビーンと呼ばれる。

      フラットビーン

    • ブルボン

      世界で最も栽培されているアラビカ種の品種のひとつ。高地での栽培することで素晴らしいカップクオリティになると言われる。

      ブルボン

    • マラゴジッペ

      ブラジル原産のティピカ種の突然変異種。マラゴジッペのコーヒー豆は大粒だが、収量は低い。マラゴジッペ独特のフレーバー(フルーティなコク)が特徴。

      マラゴジッペ

    • ミューシレージ

      コーヒーの実の果肉とパーチメントの間にあるぬめり。コーヒーの実を収穫後、このぬめりの除去・残し方によって味わいを変えることができる。

      ミューシレージ

    • ムンドノーボ

      ブルボン種とスマトラ種の自然交配で生まれたアラビカ種の一種。環境の変化に強く、病害虫にも強い。生産性が高いことが特徴。

      ムンドノーボ

    • リベリカ種

      コーヒーの3大原種のひとつ。リベリカ種の流通量は非常に少なく、全世界で見ても1%以下。コーヒー豆の形はひし形で、アラビカ種やカネフォラ種よりも大きめ。

      リベリカ種

    • レギュラーコーヒー

      コーヒーを焙煎し、挽いた状態。抽出器具を使いコーヒーを楽しむ。

      レギュラーコーヒー