珈琲の広場

お知らせ

2023.03.10

京都 小川珈琲 SDGs宣言「一杯のコーヒーからできること」
「国内食品製造事業者の持続可能な原材料調達の優良企業表彰」
官房長賞を受賞

 この度、小川珈琲株式会社 (本社:京都市右京区、代表取締役社長:小川 秀明)は、3月3日(金)農林水産省が主催する「国内食品製造事業者の持続可能な原材料調達の優良企業表彰」において、持続可能な原材料調達に関する取組が優良であるとして「官房長賞」を受賞いたしました。

表彰式の様子

■「国内食品製造事業者の持続可能な原材料調達の優良企業」募集概要

世界的にSDGsの取り組みが広がり、持続可能性に配慮した原材料の調達に対する関心が高まりつつある中、我が国の食品産業の国際競争力を維持するため、早急に対応を強化する必要があります。今回、国内食品製造事業者の持続可能性に配慮した原材料調達の取り組みを広く社会に周知することを目的として、先進的かつ優良な取り組みを募集します。応募いただいた事例の中から優れた取り組みを選定し、農林水産大臣賞等の表彰を行います。

 

・ご参考 食品製造事業者の持続可能な原材料調達シンポジウム / 募集要項、審査について

https://www.mizuho-rt.co.jp/seminar/info/2023/material0303.html

https://www.mizuho-rt.co.jp/topics/2023/material.html

■「官房長賞」受賞理由

・有機JAS認証制度(2001年)の開始前である1995年より有機栽培のコーヒー豆の調達を開始しており、長年持続可能性を重視し、コーヒー豆の調達を行っている。

・有機JAS認証制度が整っていない状況のなかで、有機栽培であることを証明するため、欧米の有機認証機関の生産地証明とポストハーベストとして未燻蒸の証明を陸便、船便、陸揚げ、国内保管等 複数の事業所から取り寄せを行いサプライチェーン上のトレーサービリティの把握を行った

・「品質」「安定供給」「価格」「持続可能性」を基準にコーヒーの買い付けを行うことを掲げており、基準の一つである持続可能性について検証するために、現在も取引開始前に直接農園に訪問・農園主と直接対話を実施している

・「一杯のコーヒーからできること」をスローガンに掲げ、持続可能なコーヒーに係る普及に加え、社内外において地球の自然環境を守る活動や、持続可能な社会を保つ活動を実施

・サプライヤーを巻き込んだ一般消費者へのセミナー、SDGs関連イベントへの参画、市町村や企業・大学・学校などからの講演依頼対応等を行うほか、これらの活動をHPやSNSを通じて社内外に発信を行い、啓蒙や浸透を目指している

■京都 小川珈琲 SDGs宣言「一杯のコーヒーからできること」

 小川珈琲は「お客様においしいコーヒーを提供し続ける」使命のため、地球の自然環境や持続可能な社会を保つ活動にも目を向けています。これまでさまざまな認証コーヒーの取り扱いや、共感できる活動に賛同・参加し、世界の共通のコトバとして伝えてきました。それらをSDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)にあてはめ、2018年8月にSDGs宣言に至りました。また、2020年9月に小川珈琲グループのSDGs活動の更なる浸透と推進を目的とし「小川珈琲SDGs推進委員会」を発足。

 

 生産国と消費国を繋ぎ、生産者の思いを伝えることは持続可能なコーヒーサプライチェーンを築くことになり、珈琲文化を未来に繋げられることだと考えています。これからも、「一杯のコーヒーからできること」として、ここ京都を中心に全国・世界へと活動を広げ、継続して取り組んでまいります。

 

詳しくは【京都 小川珈琲 SDGs宣言】をご覧ください。

https://www.oc-ogawa.co.jp/sdgs/