
小川珈琲は京都の珈琲職人です。
昭和27年(1952)、
京都でコーヒーづくりを始めてから今日まで
本物の価値あるコーヒーを追及してきました。
カップ一杯のコーヒーができあがるまで、
そこにはたくさんのストーリーがあります。
生産者との繋がり
お客様との繋がり
そしてコーヒーに関わる、全ての人との繋がり
この、一つ一つの繋がりが本物の価値を生んでいます。
その本物の価値を持つコーヒーを
世界中のどの家庭でも楽しんでいただけるように、
小川珈琲の職人たちは日々、情熱を注いでいます。
世界各国の生産者とパートナーシップを大切にし、本物の味わいをともに追求します。その生産者が丹精込めて育てた豆を美味しいコーヒーに仕上げるのが私たちの仕事です。
時代とともに進化したところと、昔と変わらない職人技、すべての工程において、高い品質を追求し続けることが小川珈琲の使命です。
本物のコーヒーだけが持つ美味しさと、時代に即したコーヒーライフをお客様に提供するために、すべての社員は常に個人の資質の向上を目指しています。
また互いに深い信頼で結びつく集団であり続けることで、お客様に信頼され、愛されることを目指しています。
小川珈琲は国内のプレミアムグレードコーヒー市場で高いシェアを保ち、中でも地球環境の保護や生産者の支援に貢献するなど、各種認証コーヒーのシェアはトップの座を維持し続けています。私たちが活躍するフィールドは広く、カフェやレストランからご家庭まで、様々な場面でお客様にご愛飲いただいています。私たちはこれからも本物の価値ある商品を、真心を持ってお届けしていきたいと考えています。
小川珈琲では、社員一人ひとりがそれぞれの持ち場で、目標と誇りを持って仕事に取り組んでいます。そこにはいつも社員同士の仲間意識・協力という大きな支えがあります。“仲間との繋がりを大切にし、仲間を思いやること”、“常に向上を持ち、互いに高めあうこと”そのような風土を背景にして、ある者は競技会への挑戦、またある者はビジネススクールでの武者修行と、それぞれが自らの夢に向かって挑戦をしています。
小川珈琲の仲間との繋がりを大切にし、仲間を思いやる風土は部署や年代などの垣根を越えて醸成されています。社内各部署のそれぞれに向上心の高い社員が多く、明るく活発な雰囲気は、例えばOFFの場面でも“一体感”となって現れます。春の新入社員歓迎会では皆でテーマパ一クヘ、年に一度の社員旅行では旅情あふれる船旅とグルメツアー…こうした社員間交流の深まりは、上司や先輩との相談しやすい関係を生み、社員にとっての働きやすさの実現にも貢献しています。
小川珈琲では働きやすい環境づくりを重視しています。多様な背景を持つ社員それぞれの仕事以外の生活を充実させることが、新たな想像力や実行力を生み出すものと信じているからです。
女性の活躍が際立つこともこれを象徴しています。育児をしている女性の時短勤務制度は、法律を上回る水準で規定するなどの取り組みが多くの女性リーダーを生み、管理監督者として活躍しています。
浅田敬太ASADA KEITA
(新卒4年目)
Q1 :仕事内容について
A :私は第二営業部東海流通課で、食品問屋の営業担当者や小売企業のバイヤーに、小川珈琲の商品を提案する仕事をしています。ご家庭で飲まれるコーヒーを、スーパーマーケットに提案する、そのような仕事です。京都で創業した小川珈琲は関西での知名度は比較的高いのですが、 私の担当する東海エリアでは、小川珈琲をあまり知らないお客様も多くいらっしゃいます。そのため、少しでも小川珈琲のことを知っていただくために、食品問屋やバイヤーのもとに足を運んで様々なご提案をしております。
Q2 :営業において心がけていること
A :私が担当する東海エリアはまだ小川珈琲のことを知らないお客様も多いので、そのようなお客様へ向けて「商品の価値」を正しく伝えることを心がけています。商品の価値と一口に言っても様々な要素があります。例えば原材料であるコーヒー豆の品質にこだわっていることも商品価値の一つです。ただ、その商品の中身だけを淡々と伝えているようでは「商品の価値」は伝わりません。小川珈琲の珈琲職人として、コーヒーの美味しさだけにとどまらない、お客様、それぞれにとっての価値を見つけ出しこれを伝えることで、多くの販売店で採用されること、またその結果、お店でお買い物をされるたくさんの消費者の手に届く環境をつくることが私の仕事だと考えています。
Q3 :小川珈琲はどんな会社ですか?
A :コーヒーにかける熱量とこだわりは、極めて強い会社であると自負しています。
Q4 :どういうところにこだわりがあると感じますか?
A :私が就活をしていた頃、会社説明会へ参加したときに、コーヒーを飲ませていただく機会がありました。もちろんコーヒーの味も気に入りましたが、それよりも価値が大きかったのは、小川珈琲が本物のコーヒーを追い求め、それを世の中に提供し続けることの意義について情熱的に語られる場にいたことです。
この経験は生産者や消費者との関係性や、さらにはその間に立つ小川珈琲の想いやこだわりを深く理解する機会になりました。また、この会社説明会では、小川珈琲の歴史にもふれる場面もあり、半世紀を超える歴史の中で小川珈琲を支えてくださったお得意先様の期待に応え続けてきたことや、時にはお得意先様に教えを乞うことなど、今現在の小川珈琲をつくってきた歴史の中にもこだわりを感じることができました。
Q5 :初めての現場での挑戦
A :取引のある食品問屋各社では展示会が開催されます。スーパーマーケットのバイヤーなど、流通関係企業を招待し、食品メーカー各社のその時の一押し商品などをアピールする場です。私もメーカーの営業担当者として、展示会に参加させていただく機会を得たことが、初めての現場での挑戦だったのかもしれません。当日は商品の価値を上手く伝えることができたかが不安でしたが、話を聞いてくださった岐阜県のとあるスーパーマーケットのバイヤーが小川珈琲の商品に理解を示してくださりました。その後、話は進み小川珈琲の商品を売り場で採用していただけるようになったのです。そのスーパーマーケットとの新規取引の段取りを進め、最終的にその商品が陳列されたときは営業として大きな手ごたえを感じましたし、とても嬉しかったです。
Q6 :小川珈琲の珈琲職人として
A :世間のトレンド感をもっと取り入れていきたいです。これまではブレンドしたコーヒーを飲むことが主流でしたが、最近はスペシャリティコーヒーというものが流行っています。シングルオリジンという単一農園で指定してとれたコーヒー豆が、液体としてカップに注がれるまでのプロセスや背景を「味わう」などことなど、消費者にとってコーヒーの楽しみ方や価値観は多様化しています。このようなトレンド感を取り入れたニーズに沿ったものや、消費者でさえまだ気づいていないニーズの「種」にさえも敏感でありたいと考えています。そうすることで絶えず本物の価値を提供し続けることができると思います。
都関日女乃TOSEKI HIMENO
(新卒4年目)
Q1 :仕事内容について
A :私の所属する第1営業部東日本業務課では喫茶店・ホテルなどコーヒーを提供されている企業に業務用のコーヒーを卸しています。ですが、ただ豆を卸すだけではなくて、お客様のコンセプトにあった豆の選定や抽出方法のご提案、またメニューの相談や抽出トレーニングなどコーヒーにまつわること全てを解決していき、消費者であるお客様が飲んで「美味しい」と思える一杯を作り上げるために様々なご提案をさせていただくことが私の仕事です。
Q2 :小川珈琲への入社のきっかけは?
A :私は元々兵庫県出身で大学から京都に移ってきたのですが、実は小川珈琲という会社は当時知りませんでした。ナビサイトを見た時にたまたま小川珈琲の名前がでてきたので、興味をもって会社説明会に足を運んだことがきっかけです。小川珈琲の選考では、人事の方だけでなく営業や企画の先輩達がどんどん出てきて、仕事のやりがいや楽しさを話されたり、私達学生がリアルに聞きたいことについて社内アンケートをとって発表されるような場面が多くありました。その過程で、小川珈琲の社員が珈琲職人として真剣に働いている姿に憧れを抱き一緒に働いてみたいと思いました。
Q3 :小川珈琲はどんな会社ですか?
A :知識0から珈琲職人を目指せる環境が整っている会社だと思います。私はスキルアップのため、コーヒーの競技会に出場する機会を得ましたが、練習のサポートを世界チャンピオンバリスタの方が一緒に見てくださったり、或いは先輩や仕事仲間が「やってる?」と様子を見に来てくれたり、たくさんの仲間に支えられながら成長していける環境であることを実感しています。もちろん美味しいコーヒーを淹れるための一流の器具も揃っていますし、その他にも資格取得の支援制度があったり、珈琲職人を目指す環境が整っている会社です。
Q4 :印象に残っているエピソード
A :小川珈琲では月に1回、一般の消費者であるお客様を招いたコーヒー教室を開いているのですが、先日その受講者の方からお電話をいただきました。その方は6年前にコーヒー教室を受講したことがきっかけで、コーヒーのことが好きになり、それから勉強をしてこの度やっとお店を開業することができたと教えてくださいました。それを聞いて、小川珈琲がお客様に与える影響の大きさを感じると共に、お客様が時を経て小川珈琲に感謝の気持ちを伝えてくれたことに感動しました。
Q5 :自分のやりたいことについて
A :私はコーヒーの中でも特にエスプレッソコーヒーという飲み物をもっと広げていきたいと思っています。エスプレッソコーヒーは一般的なドリップコーヒーよりもメニューの幅を多彩にできることが魅力です。徐々に飲む人も増えてきてはいますが、まだまだメジャーな飲みものではありませんし、「エスプレッソコーヒーってそもそもなんだろう?」と疑問を持っている方が多いです。ですので、私自身が美味しいエスプレッソコーヒーを伝えることができるように、勉強会や競技会への出場を通して日々スキルアップに励んでいます。
次世代のコーヒー文化や新しい価値の創造に貢献すること、これもまた、珈琲職人のあるべき姿なのかな、と思います。小川珈琲はエスプレッソコーヒーの商品ラインアップには自信をもっている会社なので、これから出会うたくさんのお客様に美味しいエスプレッソを飲んでいただきたいなと思っています。
斉藤和典SAITOU KAZUNORI
(新卒8年目)
Q1 :仕事内容について
A :私は営業職で、東京都内を中心にホテルやレストラン、カフェを中心に業務用のコーヒー豆を卸す仕事をしています。と言っても、コーヒーの配達をするのではありません。コーヒーに関するお客様の様々な悩みや課題を見つけ出して、その解決に取り組むことが私の仕事です。具体的な業務内容を例にあげると、自社オフィスに併設しているトレーニングルームを活用したお客様のスキルアップ支援や、外食に関連する展示会に出展して新たなお客様に出会い、お客様の夢をお聞きして、そこに寄り添い強い信頼関係を結んでいく活動も行います。トレーニングに立ち会う時にはお客様とともに「目指す味わい」を決め、それを達成するためにアイデアを出し、検証を重ねる過程でお互いの夢や目標がよりはっきりして信頼関係がさらに深まるような、そんな経験をすることが多いと感じています。
Q2 :入社の決め手
A :入社はずばり、働く人の姿をみて決めました。選考過程では半日の仕事体験をさせていただく機会があり、営業部の先輩に同行し実際の業務内容を経験させていただきました。取引先でのお客様とのやりとりを見せてもらったことだけではなく、取引先に移動する車中の何気ない会話の中で、先輩のやりがいを感じる瞬間や価値観について教えていただいたことなど、そのすべての時間がとても貴重なものになりました。その時の先輩の発言や働く姿に元気さと前向きな姿勢を感じたことは、私が小川珈琲の社員になりたいと思った決め手になりました。
Q3 :斉藤さんの価値観
A :コーヒーは、人と人を繋ぐことのできる飲み物だと考えています。初対面のお客様との商談の場面でも、やはりはじめはお互いに緊張するのですが、美味しいコーヒーを一口飲むとお客様の表情が一瞬、和らぐことがあります。今まで働いてきて、本当に数多くこの表情が和らぐ瞬間を見てきましたし、これがきっかけになりお互いに打ち解けて会話が進むこともよくありました。これこそが私が「コーヒーは人と人を繋ぐ飲み物」と考える理由です。だからこそ、そのコーヒーを提供する者として私はコーヒーのプロでありたいと思いますし、コーヒーの知識や技術を高める努力は欠かさないようにしています。こうすることでお客様との深い信頼関係に繋がることができると考えています。
Q4 :印象に残っているエピソード
A :ある企業の新規開業店舗のコンペに勝ち、小川珈琲をパートナーとして選んでいただいたことが印象深かったです。コンペには3社が参加する中での提案だったので当時は無理かな…と不安になったこともありましたが、そのお店で提供されたいコーヒーの価値やその企業の目指す方向性について、提案先企業の部長と何度も話し合っていく中で理解を深めることができました。このような部長とのやりとりは、鮮明に覚えています。コンペ終盤では部長自らも後押しをしてくださるようになり、無事パートナーとして小川珈琲を選んでいただけました。パートナーとして選んでいただけたことはとても嬉しかったですし、その企業の事業に貢献できるようにこれからも頑張ろうと心に決めるきっかけになりました。
Q5 :大切にしていること
A :小川珈琲に集う珈琲職人の一員として、「本物の価値ある商品」を世の中に伝えていきたいと思っています。私が思う本物の価値は「お客様に必然的に選んでもらえる」ことです。 コーヒーの楽しさを伝える、お客様が淹れたコーヒーで消費者の方が笑顔になることができれば、さらに多くの人と人との繋がりが生まれて、それが本物の価値になると確信しています。私がコーヒーの知識や技術を高め、コーヒーの競技会へ挑戦することでスキルアップを継続するのは、そのような想いがあるからです。
創業者である小川秀次が、コーヒーの卸売事業を始めたのは、太平洋戦争で戦地ラバウルに出征していた時、始めて“コーヒー”との出会いがあり、その魅力にとりつかれたことがきっかけでした。
戦後、その魅力を忘れることが出来ず、コーヒーを以って人々の心も癒やしたいとの思いから、卸売事業を始めたのが昭和27年のことでした。
京都市内の路地の一角で「本物のコーヒー」の追求に明け暮れ、京都の町に美味しいコーヒーを広めてまいりました。
この創業者の想いは引き継がれ、私達の目指す「本物のコーヒー」は進化し続けて参りました。
「私達は珈琲職人として、本物の価値ある商品を創り、真心を持ってお届けする」
この企業理念を持って、新しい時代に求められる「価値」をさらに追求し、創造して参ります。
2021年春、この想いに共感し、より多くのお客様に信頼され愛されることをともに目指す仲間を募集します。その仲間に求める理想像は、チャレンジ精神を持ち、主体的に考え行動ができる人、そして自らのありたい姿に向かって学び、努力できる人。ともに働くことを楽しみにしています。
応募資格 | 2022年大学、大学院、短期大学卒業見込者 |
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募集職種 | 営業職(5名予定) |
初任給 | 大卒・大学院卒 月給 197,000円(営業職は営業業務繁忙手当(固定残業代)17,000円を別途支給) |
短期大学卒 月給 180,000円(営業職は営業業務繁忙手当(固定残業代)17,000円を別途支給) | |
昇給・賞与 | 昇給 / 年1回(4月)、賞与 / 年2回(7月、12月) |
福利厚生 | 従業員持ち株制度、社員割引制度、海外研修奨励制度、資格取得奨励制度、通信・通学教育支援制度、福利厚生施設利用制度 |
各事業所 | 京都、東京、滋賀、名古屋 |
勤務時間 | 8:30〜17:30(実働8時間) |
休日 | 完全週休2日制、年間休日124日(2019年度実績)、特別休暇、年次有給休暇、夏季休暇、慶弔休暇 |
教育研修 制度 |
内定者研修、新人フォローアップ研修、新入社員研修、階層別研修、職種別研修、専門知識・技能研修など |