小川珈琲は2017年にアジアで初めてオランウータンコーヒーを販売し、そこからオランウータンプロジェクトの活動を続けています。この活動はコーヒーを通じてオランウータンの生息する自然環境の保護、環境に配慮した栽培を行うコーヒー生産者を支援するプロジェクトです。毎年8月19日の国際オランウータンデーに合わせ、8月を「オランウータンコーヒー月間」と題し、今年も様々なイベントを実施いたしました。

なかでも、田島 智之氏(NPO法人 日本オランウータン・リサーチセンター理事)を講師にお迎えした「オランウータン学校(オンラインZoom講座)」は、私自身印象に残るイベントとなりました。オランウータンが個体により顔つきや特技が違う類人猿であることや、実際の現地の状況やオランウータンの取り巻く環境を知り、改めてこのプロジェクトの意味や意義を考えさせられる貴重な時間となりました。
 “一杯のコーヒーからできること”として、 おいしいコーヒーの未来のために、地球の自然環境を守る活動や、持続可能な社会を保つ活動にも目を向けて、私たちは考え続けて行きたいと思います。
(総合開発部 企画開発課 楊安里)

INFORMATION

オランウータンコーヒープロジェクト

美味しいコーヒーが、絶滅危惧種のスマトラオランウータン・タパヌリオランウータンが生息する熱帯雨林の保護につながる。「オランウータンコーヒー」。様々なコーヒーのプロフェッショナルたちが賛同し、コーヒーを通じてスマトラオランウータンとインドネシアの熱帯雨林の保護活動、環境に配慮した栽培を行うコーヒー生産者を支援するプロジェクトです。