“花の谷”で生まれた華やかなコーヒー
パナマ西部ボルカンエリア、標高が1,900mを超える森林の中にデボラ農園はあります。このあたりは、“Valley of Flowers(花の谷)”や“Eternal Spring(常春)”とも呼ばれ、豊かな自然環境が広がっています。自然と共生したコーヒーづくりはオーナーのジャミソン氏の考えによるものです。栽培されているコーヒーの大半はゲイシャと呼ばれる品種で、その独特の風味から高品質なコーヒーの代表格として知られています。その反面、病害虫に弱く栽培が難しいと言われていますが、デボラ農園は夜間には気温差が10℃以下になるほど冷涼な気候のため、そのリスクが少ないです。木々の生育には時間がかかりますが、昼夜の寒暖差によりコーヒーチェリーがゆっくりと成熟するため、ゲイシャのポテンシャルを活かした硬く高密度で品質の高いコーヒーを生産することができます。