京都市立花山中学校でSDGs講演会を開催しました。

京都市立花山中学校では、総合学習の時間にSDGsについて探究し、発表する時間を設けているそうです。この授業の目的は、学んだことを地域へのSDGs貢献につなげていくこと。これまでは、生徒の方自らSDGsについて調べ、まとめてきたそうですが、今回の講演会では、身近な企業ではどのような活動を行っているか知り、より実践的に知識を深めていくことを狙いとされていました。

 

講演会中の生徒たちの目はきらきらしていました。社会の授業で赤道付近の国々について勉強しているタイミングだったそうで、コーヒーの主要生産国ランキングクイズは盛り上がり、またコーヒー豆がコーヒーチェリーの種からできていることを知った生徒たちのリアクションはとてもよく、話している私にとってすごく嬉しいものでした。

 

京都工場で取り組むSDGs活動の一環である「麻袋リサイクル」について興味を示す生徒の方が多く、質問でも「なぜ麻袋が生豆を入れるのに使われるのか」「途中で破けたりしないのか」など麻袋に関するものが多かったです。セミナー終了後、サンプルとして持参した麻袋を触りに来る方もいらっしゃり「すごく丈夫だ!」と触った感想を伝えてくれました。

 

講演会が始まる前は、生徒の方に小川珈琲の取り組みをしっかりと伝えられるか不安でしたが、無事に終えることができ、笑顔で麻袋を触りに来てくれた生徒の方の姿を見て、やってよかった、次の講演会ではもっとたくさん麻袋をもっていこうなど、今後も継続して講演ができればと考えていました。

 

今回の講演会で私は、「未来につなげること」をテーマにしていましたが、私にとっても今後につながる良い経験になったと同時に、未来に向かう生徒の方に私たちの活動を伝えることができたことを誇りに思います。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 

(生産部コーヒー検査課 柳田将汰)

 

INFORMATION

京都市立花山中学校

京都府京都市山科区北花山横田町にある公立中学校。1年生の総合学習の授業ではSDGsに関する学びも取り入れています。