吹田市の資源リサイクルセンターくるくるプラザにて、「サーキュラーエコノミーのススメ」という環境フォーラムに参加しました。「サーキュラーエコノミー」とは「循環経済」のことです。今回我々はコーヒー生豆麻袋をフェルトにリサイクルする事例についてお話しました。他にもH₂Oリテイリング(株)、大和リース(株)や吹田市職員の方が参加しており、資源を循環する自社の取り組みについて講演を行っていました。

 

各講演後にはパネルディスカッションがあり、こういった取り組みを進める上での苦労など、意見が交わされました。ディスカッションを通して強く感じたことは、循環型の取り組みは「継続」をするのがとても難しいということです。会社単位で循環の仕組みを作るためには、様々な企業や行政を巻き込む必要があります。その中での意見のすれ違いや折衝、仕組みが完成した後も、その利用者や消費者がいなければ「継続」はできません。

 

今回のフォーラムで、参加者の共感を集めたのは意外な発言でした。

 

「”サーキュラーエコノミー”という言葉がない未来がきてほしい」
将来はどうなっていてほしいですか?という質問に対する、他社様の回答です。

 

なんだか難解な「サーキュラーエコノミー」という言葉で定義しなくても、当たり前に、ずっと資源が循環している未来。私もお仕事でコーヒーを提供しながら、そういった未来にどう貢献できるのかについて考えるきっかけとなりました。

(第二営業部 近畿流通課 五十川紗月)

INFORMATION

くるくる環境フォーラム

循環経済の構築をめざす啓発活動の一環として、多くの方に環境問題に関しての興味・関心を高めていただけるようくるくる環境フォーラムを開催いたしました。