5月24日(土)にお取引先であるコープ北陸事業連合様と一緒に能登半島地震の被災地である能登町にて、炊き出しを行いました。当日はあいにくの雨模様でしたが、多くの方にお立ち寄りいただき、コーヒーとケーキを提供することができました。
炊き出しに向かう道は寸断されてはいないものの、道路の陥没やひび割れが激しく、何とか通行できるという状態でした。また被災された方からは震災後1年半ほど経った現在も解体業者の手は届かず、壊れた家屋の修復は手付かずであることを伺いました。私自身、実際に壊れた家屋を目の当たりにし、今もなお震災中であることを痛感しました。
当初私は被災経験がなく、どのような姿勢で被災された方と接すればよいか不安を抱えていました。しかし、コーヒーを片手に笑顔で話しかけていただき、また集まった方々も自然と会話を交わし、笑顔が広がっていく様子を目の当たりでき、改めてコーヒーが持つ力を感じました。
ほんのひと時ではありましたが私たちが掲げる「一杯のコーヒーからできること」を実感する機会を与えていただけたことに感謝しています。
今度はもっとコーヒーがおいしくなる季節にお伺いしようと計画しています。
(第二営業部 広域流通課 粟飯原智章)
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付
令和6年(2024年)1月に発生した能登地方を震源とする地震で被災された方々を支援するため、県では、日本赤十字社石川県支部及び石川県共同募金会と連携し、令和6年(2024年)1月4日(木曜日)から令和7年(2025年)12月26日(金曜日)の間、義援金を受け付けます。