5月3日(土)に愛知県名古屋市で開催された「世界フェアトレード・デー・なごや コーヒー・サミット」に出店者として参加しました。このイベントは、東海エリア最大級のフェアトレードコーヒーイベントで、約25店舗のコーヒー屋さんが集い、フェアトレード認証だけでなく、ダイレクトトレード、コミュニティトレードなど、様々なコーヒーを楽しむことができます。当日は天気にも恵まれ、多くの方のご来場もあり、忙しくも充実した時間を過ごすことができました。

 

フェアトレードは、今でこそよく耳にする言葉となりましたが、生産者に適正な賃金が支払われることで、生産者は収入面が安定し、生活に金銭面での不安なく、仕事に集中できることで、生産するものの質を高めることができる仕組みであると初めて理解できたとき、私はハッとしました。「仕組みができるまではそうじゃなかったのか。」と想像し、その仕組みを作った人がとてもすごいと思い、毎日何気なく飲んでいるコーヒーに対しても、見方が変わりました。

 

本イベントでは、フェアトレードコーヒーを飲んでいただいた多くの方から「おいしい」というお声をいただきました。とても有難いなと思うと同時に、これからも「おいしいと思ったコーヒーがサステナブルなものだった!」という世の中にしていけるよう、努力していきたいと思いました。

 

(総合開発部 企画開発課 西脇美那)

INFORMATION

フェアトレード月間

小川珈琲は、毎年5月第2土曜日に制定されている「世界フェアトレード・デー」にあわせ、2025年5月1日(木)から5月31日(土)までの期間「フェアトレード月間」キャンペーンを開催しました。
今年のテーマは「つながる、ひろがる、フェアトレード ~想いをつなぐ、未来への1か月~」です。期間中は、イベントの開催や直営店限定メニューの提供を通じてフェアトレードの取り組みを発信しました。
また、認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン(以下、FLJ)が5月より実施する「フェアトレード ミリオンアクションキャンペーン」に参加しています。