コーヒー発祥の地であるエチオピアは、小川珈琲にとって遠いようで近い存在。小川珈琲では、コーヒー生産者も多く働くエチオピアに何かできることはないかという思いから、途上国の子どもたちとその母親を支援する「One of Loveプロジェクト」に共鳴し、この活動を通じてエチオピアで暮らす人々の生活を支援しています。

 

この活動をより多くの方々に知っていただくために、「GOOD NATURE STATION POPUP ~五感で愉しむエシカル~」にてトークショーを開催しました。スペシャルゲストにはOne of Love プロジェクト代表の夏木マリ氏をお迎えし、プロジェクトに対する想いや取り組みについて対談させていただきました。

 

本プロジェクトでは毎年支援先に必要物資を尋ね、今必要とされる物資を、現地で調達しているそうです。例えば山岳地帯に住む子供たちからはセーターの要望が届いた場合、日本製のものを調達するのではなく、現地でセーターを発注することで、それが現地の雇用創出にも繋がっていきます。

 

夏木氏は同じ地域に物資を届け続けることについて、現地に赴いたことがあるとやはり支援先の方々の顔が浮かび、簡単に支援を打ち切るとは言えないのだと話されていました。
知り合いが困っているならできる範囲で助けたい、そんなシンプルで温かい想いからこの活動をされているのだと感じました。

 

トークショー当日は参加者と夏木氏の交流もあり、楽しく取り組みを知れるイベントとなりました。本イベントをはじめ、消費者と支援先の双方の嬉しさを考えながら、温もりをつないでいけるように、私も尽力していきたいです。
(管理部 人事課 佐藤 好美)

INFORMATION

GOOD NATURE STATION POPUP~ 五感で愉しむエシカル ~

GOOD NATURE STATIONのコンセプトにある「人にも、自然にも、いいものを。」に共感した小川珈琲が企画しました。期間中、小川珈琲 堺町錦店として、エシカルコーヒー「GRANCA(グランカ)」を提供。また、新潟県佐渡島にて店舗を展開し、全国にも多くのファンを持つベーカリー「T&M Bread Delivery Sado Island」をはじめ、京都府山城地方の豊かな自然の中で養蜂や農業を営む「蜜輪」、能登の塩や植物性の素材などを使用したおやつ作りを行う「GOOD FOR LIFE」、音楽とバラで途上国の子供たちを支援する活動「One of Loveプロジェクト」からは紅いバラの販売や活動の発信を実施。さらにOne of Loveプロジェクト代表を務める夏木マリ氏をゲストに迎え、トークイベントを開催しました。