2024年5月16日(木)関西大学にて産学連携によるSDGsアクションプロジェクト「SDGsを考える1日ワークショップin悠久の庭」に参加しました。本イベントは、関西大学 商学部・深澤ゼミの学生が主催し、SDGs(持続可能な開発目標)に対する理解を深めるために産学連携プロジェクトを通じて企業と共同製作したフェアトレード商品の他、企業協賛ブースとゲスト講師による特別講義から成るものです。フェアトレードについて楽しく知識を深めてもらう」ことを目的に開催され、小川珈琲は国際フェアトレード認証コーヒーの無料試飲による認証の認知促進の他、NPO法人 フェアトレード・ラベル・ジャパンが主催するミリオンアクションキャンペーンへの一助として出店しました。
ゼミ生にはイベント開催前に、小川珈琲の本社に来ていただき、国際フェアトレード認証コーヒーの説明を行いました。
この先、自身の利益だけを考えるビジネスでは立ち行かず、環境や生産者の生活にも目を向け、広い視野で経済のサイクルを考える必要があることを説明しました。小川珈琲は、生産者との結びつきを大切にし、様々な認証のコーヒーを取り扱うこともその一環です。そして、最も大切なことは「おいしいコーヒーを届けること」であり、その先に認証や社会貢献の意識が生まれることです。イベント当日も、ゼミ生にはまずおいしいコーヒーを届けることを話し、その重要性を強調しました。
イベント当日、開始から長蛇の列ができ、コーヒーを淹れることに一生懸命になってしまい、説明がなかなかうまくできない状況でしたが、深澤ゼミの学生たちの協力もあり、多くの参加者に国際フェアトレード認証について知ってもらうことができました。特に感銘を受けたのは、最初はコーヒーを淹れていただけのゼミ生たちが、次第に率先して認証の説明を行い、ミリオンアクションキャンペーンへの参加を促し、最終的にはとても頼もしい担い手になっていたことです。
このような小さな活動かもしれませんが、次世代にバトンを渡すことができるのはとても嬉しいことです。私たちの取り組みが少しでも多くの人々に伝わり、持続可能な未来への一歩となることを願っています。
(総合開発部 企画開発課 本多展大)
フェアトレード月間
小川珈琲は、毎年5月第2土曜日の「世界フェアトレード・デー」にあわせ、5月をフェアトレード月間とし、「みんなとつながるアクション ~Fairtrade Coffee~」をテーマに、フェアトレードに関するイベントや、直営店限定メニュー、国際フェアトレード認証コーヒーの販売強化を行います。
また、認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンが5月より実施している「フェアトレード ミリオンアクションキャンペーン」に毎年参加しています。