私は商品開発課という部署で、みなさんの手もとに届く商品の味わいづくりや、デザインの検討など、「いま消費者に求められるものをお届けできるよう、消費者の視点に立った商品づくり」を日々行っています。2022年9月にリニューアルした『小川珈琲店 有機珈琲シリーズ』も私が商品開発に携わった1つです。
コーヒー生産地では、温暖化の影響による収穫量の減少が報告され、農地を開拓するための森林破壊や労働問題など、さまざまな問題を抱えています。私たち小川珈琲はそんな産地の自然環境や働く方々の生活にも目を向けたサステナブルな活動に取り組んでいます。「有機珈琲シリーズ」も、長年愛されている小川珈琲店の”伝統の味わい”を継承しながら、有機JASや国際フェアトレードの認証コーヒー豆を使用したサステナブルな商品です。
この商品をお届けできるよう、ひとつひとつ細かな点まで入念にチェック。商品開発部署だけではなく、たくさんの人が携わって出来上がった商品だから、完成品を見たときは嬉しい気持ちとやり遂げた安堵感がありました。 ひとりでも多くの方に小川珈琲の商品が届き、ずっと楽しんでいただけるような商品づくりをこれからも続けていきます。 (総合開発部 商品開発課 加藤 ゆり子)
小川珈琲店 有機珈琲シリーズ
2022年9月、サステナブルな認証コーヒー豆をブレンドに使用した家庭用商品「小川珈琲店 有機珈琲シリーズ」が、装い新たにリニューアル発売しました。新たに深煎りをイメージしたしっかりした味わいが特徴の「フレンチローストブレンド」を追加した全12アイテムをラインアップし、時代に合わせたよりシンプルなデザイン、香りの質向上とバランスを調整した味わいを実現しました。