私は今回、賞味期限切れのコーヒー豆を用いた「コーヒークレヨン」の製作に携わらせていただきました。コーヒーロースター・喫茶店からはどうしてもコーヒー関連の廃棄物(生豆麻袋や樽、抽出後の粉等)が出てしまいます。それらの活用方法を模索する中、京都市に拠点をおかれているアトリエカフエ様に活動のご相談をさせていただく運びとなりました。

賞味期限切れなど、破棄する予定だったコーヒー豆をご提供し、複数回にわたって様々なアイテムの試作を行っていただきました。今回はイベントで使用できそうなものをご一緒に考えた結果、コーヒー微粉とワックスなどの材料を混ぜた、茶色のクレヨンが完成。大阪で開催された「エシカルな週末」と題したイベントの塗り絵コーナーにて使用していただき、ご来場されたお子さんや親御さんに実際に触って使っていただくことができました。参加者の皆様からも”コーヒーの匂いがする”と興味をもっていただき、廃棄予定だったものに新たな価値を生む「アップサイクル」の取り組みを知っていただける機会となりました。コーヒー豆にクレヨンというモノとしての役割を与えることができた、その感動を多くの方々に共有できたという、ひと味違う達成感も感じました。

 

コーヒー関連廃棄物や、飲用以外でコーヒーを活用する術は未知数なことばかりです。何ができるのか、どこから始めればよいのか、今でも手探りですが、他業種の事業者様にお力添えを頂きながら、コーヒーや関連素材の秘められた活用に期待したいと思います。

 

(品質保証部 品質保証課 M.TAKAHASHI)

INFORMATION

合同会社アトリエカフエ

空間デザイン・施工、家具・プロダクト製作、イベント会場構成・設営などの[空間づくり]とワークショップ企画や地域共創の取り組みなど[コトづくり]を両立させて活動する。つくることによって生まれる環境や関係を大事にしながら、大きいものから小さいものまで誰かといっしょにつくり続けている。