食品ロスや環境問題の変化による農作物への影響など、私たち飲食業の向き合う課題は数多くあります。そうした様々な課題がある中、廃棄されるコーヒー粉(コーヒーグラウンズ)をつかい農作物を育てる循環型農業が京都伏見で行われています。

 

通常であればゴミとして破棄されてしまう抽出後のコーヒー粉(コーヒーグラウンズ)が、資源として生まれ変わり新たな食へと繋がっていくこの新しい取り組みから生まれたひらたけを、小川珈琲の店舗では様々な形で活用しております。
香りがとても豊かで歯触りが良い特徴を活かして、チャコールオーブンで炭火焼きにしたり、 鹿肉のミートソースと合わせてラザニアに仕立てたりと幅広いメニューでお客様にお届けしています。携わった多くの人達の想いが込められた食材を料理によって、生産者からお客様へ繋げられることを嬉しく思います。そしてお客様がご利用になったコーヒー粉(コーヒーグラウンズ)で新たな食物が生まれてくる、このサイクルの中継地点の役割をすこしでも店舗が担えれば、未来へ繋げることが可能なのではないかと感じています。
(総合開発部 店舗開発課 月宮紳也)

INFORMATION

小川珈琲 秋メニュー

9月11日より期間限定の秋メニューをご用意しました。
通常廃棄される抽出後のコーヒー粉(コーヒーグラウンズ)を菌床に活用し栽培したヒラタケや、有機さつまいもなど、SDGsへの想いを込めて食材にもこだわりました。
彩りも豊かな秋の味覚。ぜひ一度ご賞味ください。