小川珈琲 堺町錦店にて
京都 誠光社 堀部篤史氏の本をめぐるトークイベント
~都市と喫茶~
12月19日(金)開催
小川珈琲 堺町錦店にて、オウンドメディア「珈琲の広場」で『珈琲と本と音楽と。』を執筆中の誠光社店主・堀部篤史氏をお招きし、「都市と喫茶」をテーマにしたトークイベントを2025年12月19日(金)に開催します。また、トークイベントに併せて、12月13日(土)から12月21日(日)まで『誠光社 POP UP STORE』を開催。期間中、珈琲の広場『堀部篤史の本と珈琲と。』のパネル展示のほか、コーヒーと一緒に読みたくなるような本を販売します。コーヒーの香りとともに、特別な一冊との出会いをお楽しみください。
■トークイベント 「都市と喫茶」
登壇者:堀部篤史氏 (誠光社 店主)
日 時:2025年12月19日(金)18:30~20:00
会場:小川珈琲 堺町錦店 2階 ギャラリースペース
参加費:¥3,000(軽食・コーヒー付き)
定員:15名
予約:Peatix事前申し込み https://citiesandkissa1219.peatix.com
■イベントに寄せて
喫茶店は街の多目的空間です。待ち合わせや読書のために訪れることもあれば、イベントごとの帰りに感想を語り合うため立ち寄ったり、小腹を満たし、美味しいコーヒーを堪能する目的で通うこともあるでしょう。
昨今、用途や目的を客が決められる場所が少なくなってきています。専門店化に伴い、喫茶は暇つぶしではなくコーヒーを集中して味わう場所になり、回転率を目的とした「アーキテクチャ」は、客から長居や読書のゆとりを奪いつつあります。
喫茶空間のみならず、街全体の使用用途が限定され、自由度が奪われることで、知らず知らずのうちに私たちは窮屈な思いをさせられています。そのことに自覚的であり続け、街を自由に「使う」ためのブックトークを開催します。
空き地、公園、裏路地に屋台、そして文化の温床でもあったかつての喫茶店。10年前ってどうだった?忘れつつある街の本来の姿を思い出すための本をご紹介します。(堀部篤史)
■誠光社 POP UP STORE
日程: 2025年12月13日(土)~12月21日(日)
会場:小川珈琲 堺町錦店 2階 ギャラリースペース
|登壇者|
堀部篤史 誠光社店主
1977年生まれ、京都府出身。学生時代より恵文社一乗寺店でアルバイトを始め、2015年8月まで同店店長を務める。独立後、誠光社を立ち上げ、店舗運営、イベント企画、出版などを手がける。著書に『90年代のこと僕の修業時代』(夏葉社)、『街を変える小さな店』(京阪神エルマガジン社)ほか。
URL: https://www.seikosha-books.com/
Instagram: @seikoshabooks

| 珈琲の広場 |

産地や淹れ方といった味わいにまつわる知識や情報はもちろん、コーヒーのある日常の豊かさをテーマにしたコンテンツを発信している、小川珈琲のオウンドメディアです。
BOOK&MUSIC 珈琲と本と音楽と。
珈琲のある時間、ともに過ごす本、そこにある音楽について綴る、
京都・誠光社店主、堀部篤史によるカルチャーエッセイ。
美味しいコーヒーを安定してお届けするためには、持続可能な生産環境と情熱を共にする生産者があってこそ。世界中で愛されるコーヒー、その影響力は決して小さいものでもありません。一杯のコーヒーからできること。私たちは、コーヒーにこそ希望があることを信じ、これからのコーヒーを創っていきます。