伝統に安寧することなく、絶えずその価値を磨き上げながら、長い時間をかけて日本固有の美と文化を築き上げてきた京都。その日本文化と呼ばれるものの多くは、室町時代に生まれました。

その一つである「華道」もまた、古来より人々の心に潤いと学びを与えています。当展では未生流笹岡家元指導のもと、日本文化と珈琲文化を融合し「小川珈琲」ならではのアート空間をお届けします。いけばなのつぼみが時間とともに変化する姿を見て、自然・宇宙・人生について思いを巡らせる時間をどうぞお過ごしください。

未生流笹岡 家元 笹岡隆甫

1974年京都生まれ。3歳より祖父である二代目家元笹岡勲甫の指導を受け、2011年、三代家元を継承。舞台芸術としてのいけばなの可能性を追求し、日本－スイス 国交樹立150周年記念式典をはじめ、海外での公式行事でも、いけばなパフォーマンスを披露。2016年には、G7伊勢志摩サミットの会場装花を担当した。

未生流笹岡 HP：http://www.kadou.net/

■会期：2022年2月24日~2月27日

■URL：『華と間IKEBANA展』https://www.bridge-net.co.jp/ikebana/