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コーヒーと健康

1. コーヒーでダイエット?

 欧米食の食事の後にコーヒーをだされる事が多いです。それは、脂肪分を多く摂取したことに対する脂肪燃焼を促進させるためだと言われています。

 内臓や血管の働きをコントロールしている自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の2つがありますが、このうち「交感神経」が私たちの体重や体脂肪の量を調整しています。「交感神経」は食欲を抑制し、脳からの指令を脂肪細胞へ伝達して脂肪を消費させる働きを担っています。コーヒーを飲むと、この自律神経の働きが促進され、脂肪の代謝を高める効果が得られるということがわかってきました。

 コーヒー自体カロリーが低い飲み物ですが、ミルクや砂糖を入れるとカロリーが高くなるため、ダイエット効果の促進が低くなるから注意!

2. コーヒーと癌

 一時期、コーヒーには発癌性があると言われ、世界中で大きな関心を集めたことがあります。しかし、その後の研究の結果、逆に癌を抑制する効果があることがわかってきました。

 人間の体を構成する細胞には脂質(脂肪)が多く含まれ、これが酸素と結びつき酸化してしまいます。人間の体のサビ付きといわれる現象です。脂質が酸化してできた「過酸化脂質」は、フリーラジカルという物質を発生し、これがDNAに影響を与え、突然変異のきっかけを作って、老化やがんの原因になると考えられています。コーヒーに含まれる成分のクロロゲン酸などは、脂質の酸化を抑える働きがあることがわかってきました。

3. コーヒーと善玉コレステロール

 コレステロールには、悪玉コレステロール(LDL(低比重リポたんぱく)コレステロール)と善玉コレステロール(HDL(高比重リポたんぱく)コレステロール)があります。HDLには、余分なコレステロールを代謝する働きがありますが、両者のバランスが崩れ、LDLが増えすぎると動脈硬化が進みやすくなるのです。動脈硬化を予防する、つまり血管を若く保つためには、LDLとHDLのバランスを整えることが必要です。コーヒーには、HDLを増やす働きがあることがわかってきました。

4. コーヒーと抗菌作用

 胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因と言われるピロリ菌やO-157で有名な食中毒の原因大腸菌に対して、コーヒーは飲用するとそれらの菌増殖抑制効果が知られています。これがコーヒーの抗菌作用と言われている由来です。特にピロリ菌はわずかなコーヒー量でもが死滅する事が分かっており、大腸菌に対しては、コーヒー濃度が上がる程抗菌作用が強くなる事が分かっております。

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