焙煎技術

コーヒー農園の人々が丹精込めて育て上げ、一粒一粒大切に収穫した生豆から「コーヒーを愛する方々の《珈琲ごころ》に伝わるコーヒー」を誕生させる。これが私達珈琲職人の役割です。
コーヒーの生豆が秘めている味と香りは、焙煎によって引き出すことができます。いい生豆は、焙煎の温度と時間、あるいは焙煎機を変えると、その品種の味と 香りの本質に、微妙なバリエーションを生み出してくれます。私達のコーヒーづくりはまず最初に、この微妙な変化を余さず探究します。小川珈琲では商品により「アフターミックス製法」でブレンドしています。独自のブレンド基準に基づいて、同じ品種でも焙煎内容を変えて最適なバリエーションを引き出してミックス。豊かな味と香りのハーモニーを創造します。ストレートの場合でも、品種によっては焙煎内容のバリエーションを組み合わせて、品種独自の味と香りの個性に深い奥行を加えることがあります。
珈琲職人の焙煎技術と独自の配合で、小川珈琲の味わいは生まれます。

アフターミックス製法

ブレンドする品種ごとにまず焙煎してから、小川珈琲独自の配合比にしたがって各品種をミックスする製法。

品質チェック

  • Before roasting Test
    入荷した生豆の全麻袋から任意に抜き取り、味覚テスト。本来の味と香りを維持しているかをチェックします。

  • After roasting Test
    一粒でも異常な生豆が混入していれば、焙煎した豆全体が影響を受けるので、焙煎直後、品種ごとに味覚テストを実施。

  • After blending Test
    珈琲鑑定士の指示通りにブレンドされているか、イメージ通りの味と香りになっているかをチェックする、最終の味覚テストです。

焙煎機

ロースター タイプ R

ロースター タイプ R

こちらは、ローストボールに変わって、ドラムによって焙煎されるタイプ。ドラムに入れられた生豆が、熱風によって焙煎されるしくみです。同じく急速冷却されて、風力選別されて焼豆サイロに貯蔵されます。RZの約半分の生産能力で、生産量によって使い分けられます。

ロースター タイプ RZ

ロースター タイプ RZ

生豆は、タービンでまわったローストボールに入れられ、遠心力で浮かび上がります。そこに熱風が噴射し、焙煎されます。その後、予備冷却、急速冷却を経て、選別されて焼豆サイロへ。短時間で精度の高い焙煎(150kgを6分から7分)ができる特長があります。

ディードリッヒ焙煎機

ディードリッヒ焙煎機

ディードリッヒ焙煎機は、コーヒー生産者が設計した焙煎機で、「コーヒー豆がもともと持っている個性を充分に引き出して欲しい」という想いで設計されています。ディードリッヒ焙煎機は、コーヒー豆に熱を加える際の、熱の対流、伝導、輻射をバランス良くコントロールします。原料の個性や持ち味を活かすために、急激に熱を加えることなく、じっくり芯まで均一に焼き上げることができます。焦げた風味や苦味が少なく、アフターテイストにまろやかな甘さが感じられる仕上がりが特徴です。